旅館設計 住宅設計
RYOKAN DESIGN

旅館設計・その他

設計で心掛けていること・よくあるご質問
旅館設計・その他について」よくご質問いただく内容をご紹介します
  • Q

    旅館設計のきっかけは?

    A

    出身地の和歌山で友人を介し、出会うきっかけがありました。
    「旅館設計の型にとらわれない、居心地よい旅館を。」という思いの旅館様に、住宅設計も多く手掛けさせていただいておりました私達の設計方針に共感いただき、ご依頼いただくこととなりました。

  • Q

    平面計画で注意しているポイントは?

    A

    コンセプトが素直にわかりやすく感じ取れることを意識しています。
    立地の長所・歴史背景・旅館に漂う空気感から旅館のあるべき姿をイメージし、時流に左右されない本質的で持久力のある建築設計を念頭に、配置・平面を計画します。
    徹底して合理性を追求し無駄は削ぎ落としシンプルに、その結果うまれた余裕を豊かな余白としてゆとりの空間につぎ込みます。
    メリハリをつけることが設計図を明快にし、お客様が感動をおぼえることにつながるように思います。

  • Q

    デザインで注意しているポイントは?

    A

    お客様のよろこび、旅館様の想い、日本の情感を考えてデザインしています。
    快適で居心地良い建築だけでなく、心のこもったもてなしやご馳走、季節を感じるしつらいや吟味された備品、自然の素晴らしさや手入れされた庭など、全てがお客様の喜びに繋がります。
    旅館設計では、総合的に全体を見渡す幅広い目線が不可欠で、私達はこれらについての目配りを忘れないように心がけています。
    そして、日本に育まれた独自の美意識で旅館の全てに宿る「情緒」を大切にしたデザインが旅館としての最大の強みになると思います。

  • Q

    客室設計で注意しているポイントは?

    A

    快適さ、そして日本の情緒と現代の感覚の調和を意識して設計しています。
    和風の情感を保つことに注意を払いながら、自由で型にとらわれない、時代要求に適応した斬新で魅力的な空間をご提案するようにしています。
    例えば、和風旅館の佇まいの中に椅子座の様式を静かに溶け込ませ、和でありながら歳を召した方・海外の方など、誰もが寛げる客室。
    建築体内に小間を連ねた座敷をつくるばかりでなく、眼前に広がる眺望を最大限に楽しめるような、広がりや開放感のある客室など。
    また、メンテナンスしやすさへの設計配慮は、管理の行き届いた気持ちよい客室の提供に繋がり、気をつけています

  • Q

    共用部の設計で注意しているポイントは?

    A

    機能的なサービス空間、高揚感をおぼえる客空間を意識しています。
    合理的で機能的なサービス動線・空間の設計が、旅館の集積されたソフトウェアを生かすことに繋がり、旅館の強みが最大限に発揮できます。
    そして、アプローチとエントランスはお客様との第一接点で、とても重要。
    期待を膨らませるシーンの展開をイメージしながら客空間を設計しています。
    また、快適な建築体内に、軒下や露地など外部空間を想わせる工夫により、立地に左右されない内なる広がりと豊かな空間をつくりだすことも可能です。

  • Q

    貴社に依頼するメリットは?

    A

    「旅館の在りようを共に考える」という基本姿勢を大切にしています。
    旅館様のパートナーとして、設計・デザインに限らず、プロジェクトにまつわる様々なことに関し、ご相談・調整にあずからせていただいております。
    プロジェクト全体を俯瞰しながら積極的に、各分野の調整に努めております。

  • Q

    新築の依頼は可能?

    A

    よろこんでお受け致します。
    改装ではできない最適なカタチを、最初からつくることができるのが新築の最大の利点です。
    ロケーションが持つ特色を最大に活かしたコンセプトを導き出し、それを基軸に配棟・平面計画、外観デザインを行います。

  • Q

    土地購入前の相談は可?

    A

    よろこんでお受け致します。
    事業の方向性を共に考え、最適なロケーションを絞り込んでまいります。
    用地取得に際しては、事前に基本計画をご協力できますので、安心して用地をご購入いただけます。

  • Q

    旅館オーナー様へのアドバイス

    A

    グローバルな今だからこそ、旅人はその地方固有の何かに憧れ、発見や出会いに期待に胸を膨らませるのではないでしょうか。
    だからこそ、きちんとした日本が伝わる本物の和を基礎として、今の空気感を纏った旅館をつくってゆきたいと思っています。
    地域固有の特色、歴史・文化は宝物です。
    これらを大切に扱い、旅館が持つ個性の再発見・優位性の再認識をすることが、揺るぎない基本方針を紡ぎだす上で、大切なことだと思います。
    そして、導き出されたコンセプトに基づいてデザインを丁寧に行うことで、永く色あせない、強い魅力をもつ旅館となるのではないでしょうか。

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